算命学について

算命学とは古代中国に発祥した干支暦をもとに、生年月日から
十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせて占う、
世界でも最も歴史のある理論的な占いです。

運気と天中殺

人の運気のバイオリズムは10年ごとに変化し、これを「大運」と呼びます。他に、毎年変化する「年運」、毎月の「月運」、毎日の「日運」があります。そして、どんな人でも12年に二年間、1年に二カ月間「天中殺」と呼ばれる時期が巡ってきます。

子丑天中殺 寅卯天中殺 辰巳天中殺
午未天中殺 申酉天中殺 戌亥天中殺


天中殺には生年月日に応じて以上の6つがあります。どんな人にも巡ってくるこの天中殺の時期を、どのように過ごすかがとても大事になります。

十大主星と十二大従星

十大主星とは自分の本質や性格、その年の運勢を司る星です。自分に巡ってくる十大主星を知ることで、よりよい生き方を選択することができます。また、十大主星を支えるのが十二大従星と呼ばれる星です。

【十大主星】
貫索星 石門星 鳳閣星 調舒星 禄存星
司禄星 車騎星 牽牛星 龍高星 玉堂星

【十二大従星】
天将星 天禄星 天南星 天恍星 天貴星 天印星
天報星 天馳星 天庫星 天極星 天堂星 天胡星


十大主星と十二大従星は自らの運気を知る上でとても大事な手がかりとなります。自分の星に合った生き方や環境を選ぶことができれば、幸運を手に入れやすいのです。算命学では天中殺や星を総合的に判断し、その人の運勢を占います。

宿命と運命

宿命は変えられませんが、運命は変えることができます。同じ生年月日に生まれた人でも、生まれ育った環境や性別や容姿、一人として同じ人はいません。運命は環境と選択によって変化します。自らの宿命を知り、よりよい運命を生きるために導いてくれるのが算命学なのです。

人を理解する

移り変わりの早い現代社会において、心を安定させることは容易ではありません。人は理解され、受け入れられることで心の安定を得ることができます。算命学は誰かを理解するにはうってつけの占いであると言えます。なぜなら、宿命や運命を知ることは、その人自身を深く知ることだからです。そこが他の占いとは異なる素晴らしい点であり、算命学が占いの王様と呼ばれるゆえんなのです。